FC2ブログ

迷い犬を保護されたら

迷い犬を保護したけど…どうしたらいい?
島内の方、観光客の方から、そういうお電話やメールを多く頂きます。以下にお願いと私たち宮古島アニマルレスキュー(MART)の事情をご説明させていただきます。


[保護された方へお願い ]

1「保健所と警察に連絡してください」

首輪がなくても、馴れている子は飼い犬である可能性も高いです。必ず「迷い犬保護」の連絡をしてください。

2「里親を見つけるまでの間、預かる家をみつけてください」

里親が見つかるまでの間、ご自身やご友人のお宅で、どのぐらい預かれますか?子犬でも、すぐには里親が見つかりません。友人のお宅等、とにかく少しでも長く預かれる場所を見つけてください。

3「できれば、獣医さんを受診してください」

「パルボウィルス、フィラリア等の感染症」の検査と、最低限のワクチン(パルボ、ジステンバー)、駆虫の処置をしてあげてください。 

[ご注意ください]

■逃走
一度、自由を覚えた犬は、保護してあげても、また、外に出て自由にどこかに行こうとします。
逃走にご注意ください。

※首輪をつけてあげて、首輪に電話番号を書いておいてください。

■保護主

里親がみつかるまで保護している人を、わたしたちは「保護主」と呼びます。法的には、飼主と同様の法律上の義務があります。

3ヶ月以上の犬の場合、保護してから1ヶ月以上たっても里親が見つからない場合は、登録・狂犬病注射の義務が発生します。
■捕獲
馴れていない犬を、餌などで馴れさせ、保護する時には、咬まれたりする危険があります。
ぜったいに、無理をしないようにしてください。餌を食べたからといって頭をなでようとすると、叩かれる・捕まる、と怖がって咬むこともあります。


[MARTが、飼主さがし・里親さがしをお手伝いします]

 ★ MARTのブログ、facebookinstagram等にアップします。

・可愛い写真

・オスかメスか?体重はどのぐらいか? 推定何歳か?人馴れしているか?等の情報

・感染症などの健康状態は?

・保護した場所、保護したときの様子。首輪などはつけていたか?

以上の情報をお送りください。

★ 島内での里親探しは、子犬でもなかなか難しいです。

  関東・関西の方が、里親希望者がたくさんいます。そのためには(上記3)感染症検査等の医療措置を行うことが必要となります。

★ 島内に貼るポスター制作のお手伝いをします。


[MARTのシェルターでひきとってもらえないの?]
「迷い犬を受け入れられるかどうか」は、その時の状況によって、判断せざるをえません。


基本姿勢と現実
 

私たち宮古島アニマルレスキュー(MART)の基本的な姿勢は、

「助けられる犬猫は、全て助ける」 です。

ただ現実は厳しく、シェルターはいつもギリギリの状態で運営しています。

■シェルターの運営と現実

今、シェルターは大部屋と小部屋の2つをNPOからお借りしています。(約40頭収容可能)

 1.小部屋:保健所から収容して1週間~10日。ワクチンや駆虫剤の効果がでるまで個別のケージに入れて隔離します。

 2.大部屋:隔離が終了して、シャンプー・オスは去勢手術をしたうえで、大部屋に移します。

3. 他に、出産した犬と子、介助が必要な老犬にも隔離できるスペースが必要です。

その都度、スペースをやりくりしながら、約40匹の犬の場所を確保しています。


優先順位

全ての子を受け入れたいのですが、受け入れる数には限界があります。辛いですが、どうしても、受け入れには優先順位をつけざるを得ません。

優先順位 (高いものから1→6)

1. 命の期限がある子=保健所に収容された犬: 引き出さないと殺処分になってしまう犬たち。

2. 病気・怪我で、保護しなければ危険な状態にある子

3. そのまま放置すると、命の危険がある子犬

4. 保健所に持ち込まれる予定で、保健所に持込みの相談があった子

5. 健康な迷い犬で、保護した人がどうしても飼えない場合

6. 飼主が病気等で、どうしても飼えなくなった場合 

201711月、保健所からの引き出し含め、受け入れた犬が39匹でした。スタッフの家に5匹、預かりボランティア宅に1匹を預けても、どうしても受け入れるスペースがなく、4頭の犬を沖縄センター移送とさせてしまいました。(別団体が沖縄のセンターで引きだして下さり、殺処分には至りませんでした。)

MARTのシェルターがいっぱいになれば、保健所の犬をひきとることはできなくなります。

私たちも、とても辛いのですが、現実には迷い犬を全て受け入れるだけの力が、まだ、私たちにはありません。


保護しなければ、その犬は野犬となって、また不幸な子犬が産まれるかもしれません。
病気にかかって死んでしまうかもしれません。だから保護したい。
私たちだけの力では、まだまだ、島のたくさんの犬たちを救うことはできません。
保護するのは決して簡単なことではありません。
しかし、どうか、みなさまの一人ひとりの力を、島の犬たちのために、おかしください。よろしくお願いいたします。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント